2011年9月23日金曜日

鯖江での稲刈り

またも私事ですが
3連休の最終日、安曇野から数人で車に便乗し、福井・鯖江に向かいました。
去年からあずみの自然農塾で一緒に学んでいる方の田んぼの稲刈りを手伝うためです。

今年から田んぼの一部を自然農のやり方に変え初めての稲刈り。
田植えは一人で手で植えたため、2日かかったそうですが、
稲刈りは8人で、はざ架けまででやっても2時間で終わりました。

途中からご親戚のおばさまとおばあちゃまが登場。
子供の頃やって懐かしいとおっしゃって、稲の束をくるくるとすばやく束ねてくださいました。
私達もおばあちゃまに習いましたが、なかなか思うように縛れません。

それでも、雨が待ってくれる中、はざ架けまで完成。
台風が来ていますが大丈夫か?飛ばない?すずめは来ない?





最後の写真の右が、稲刈りが終わったばかりの田んぼです。
本当に稲刈り後?と思うほど、信じられないくらい緑です。
下草がびっしり。さらに右の田んぼは、稲刈りのちょっと前にれんげの種やそばを蒔いて発芽させてから、稲刈りをしたとの事。
稲があるとれんげも発芽しやすいし、春の田植えに向けての準備をれんげやそばにしてもらうんだそうです。
脈々とつながっていくいのち、枯れることのない田んぼ。
自宅から5分の田んぼや畑。その環境のよさに、完全にやられました、私。

私も近い将来田んぼをやりたい。明確な夢ができました。

ゆっこり

あずみの自然農塾 9月

先週はあずみの自然農塾でした。

ちょうど3連休で朝ドラのおひさまのロケ地を訪ねる人も多く、松本や穂高はかなり混雑。
短い初秋を満喫できる季節です。

しかし、暑い暑い。
先月蒔いたそばは、この暑さで草の勢いに負けてほとんど芽が出なかったとの事。
11月のそばうちはどうなるのか?
(補填があるようです!良かった。)
そばが出なかった草むらに、同じ方法で野沢菜の種を蒔きました。
草の上から種をまんべんなく蒔き、その後、草を刈ります。
ポイントは草を土の際から刈ることと、刈った草を振って種を地面に落とすこと。
12月には野沢菜漬けができることを祈って、丁寧に草刈をしました。

翌日は種取り講座。
さまざまな夏野菜の種のとり方を学びます。

写真:
机の向こうで熱心に話してくださっているのが、安曇野自然農塾の先生、
手前のひげの人がシャロムの畑担当です。

卒業生の畑へ。
相変わらずカボチャの勢いがよく3個収穫。ナスもピーマンもたくさん収穫。
とうもろこしは時期を過ぎましたが種取り用に5本収穫。
こんな感じで自宅で干しています。

2代目の小豆が勢いを増していました。来月にはいくつか収穫できると思います。





そして秋野菜として、大根やカブなどをまきました。
コオロギをよけるため、蒔いた種の上ではなく、スジ蒔きとスジ蒔きの間の土に草をかけます。
先月の大根カブがほとんど発芽していなかったので、
今回は願いを込めてかなり丁寧に作業しました。
自然農の場合、生育途中の作業は周りの草を刈ってひくだけでほとんど作業がないです。(肥料をやったり水の管理をしたり、はしないですから)
つまり種まきがすべて。
種まきに全神経を集中して丁寧に丁寧に蒔くことが大事なんだそうです。
無事育ってくれますように。急に寒くなりませんように。


ゆっこり



2011年9月17日土曜日

赤米

せた農では細々と陸稲をやっております。
陸稲はなかなか難しく、というのも、やはり水の管理が必要で、
思ったほどは育っていませんが、赤米がいくつか稲穂をつけています。


たかどんにとってもらった写真ですが、
赤米の穂の先のひげが赤いのが見えますでしょうか?
赤米だからもみを取ったら中身は赤いのでしょうが、
ひげも赤いとは知りませんでした。嬉しい発見です。
未熟性のせた農の畝でも立派に穂をつけてくれています。

来年の種もみとして収穫できることを確信しています。
稲刈り、楽しみです。


ゆっこり

911.14夜






東京世田谷において、911は何事もなく過ぎたように思います。

その当日は14夜でした。
畑では夕方から集まってお月見をしました。

雲の切れ間から月が顔を出すと、皆の歓声が響き、
それはやがて人々を躍動へと導きました。

(と書くと素敵に聞こえますが、実際には、酔って踊りだした、といったところです)

愛情のこもったたくさんのお料理、バーベキュー、持ち寄りのお酒など、
いつもの事ながら、いつも常に支えてくださっている皆様のおかげで
おいしく楽しく頂くことができました。
そして、来ていただきました皆様、本当にありがとうございました。
炭火やその煙を浴びてだいぶ燻されたことと思います。


満月のように満ち足りて余裕を持ち等しく平等にエネルギー注ぐことのできる
存在になるべく、私はなお精進して参りたい所存です。
しかし実際にはプリプリ怒ったり愚痴を言ったり聞いたりあざ笑ったり
人を馬鹿にしたり、そして後悔したりしております。
本当に毎日経験・修行です。
そしてまた来月の満月に向かって生き進みます。


ゆっこり

2011年9月8日木曜日

スイーツスイーツ

昨日、なおさんのマクロビオティックスイーツ教室に行ってきました。

明るいこじんまりとしたお教室とぴかぴかのキッチン、
なおさんの明るい話し方と丁寧な作業・手つき、
素敵な生徒さんたちとで、とても楽しい時間でした。

そしてできたスイーツはこれ。


甘くて、プルプルで、さくさくで、おいしかった。

お芋を練るところの加減がわからなかったので、
近々自宅で復習してみます。

なおさん、
時間を見つけてまた参加したいです、その時はよろしくお願いします。



ゆっこり

2011年9月6日火曜日

9月初めの畑

 今週の畑です。

青シソは8月の勢いをそのままに一気にとう立ちしています。
賞味期限は間近。



これはわかりにくいですが、まばらに出てきたニラです。
一本だけ花が咲き種が取れそうです。
ニラは、我が農園のかつての主であるススキなどの草と間違えやすく
複数の方々に、何度も刈り取られました。
刈った瞬間ニラ特有の香りが漂うことで、あれ?ということになります。



はろさんが苗を持参したトマト。
ミニトマトよりさらに小さい実がなる品種。
より野生に近い品種だそう。
ようやく実をつけました。



安曇野産のあずき。
背丈が15センチにもかかわらず花が咲きました。
この先大丈夫かな。



tackさんの畝のトマト。
面長のトマトですが、1つ、ひょうたんみたいな形です。



 今週来週は、秋野菜の種を精力的に蒔いています。
人参に加え、大根やカブ、小松菜、ターツアイ、春菊など。
ポット苗で育てているブロッコリーやカリフラワー、ロマネスクは発芽が待たれます。
また、遅まきのトマトやナスなどの定植も。

まだまだこれから挽回の余地のある鎌田自然農菜園です。


ゆっこり

2011年9月3日土曜日

「都市農業の明日を語る会」

こんばんは。

本日は当菜園にて「都市農業の明日を語る会」が開催されました。
国会議員の大河原まさこ氏をお迎えして、
今なお急速に減少していく都市の農地をどうやって守っていくか、
ザックバランに話し合われました。


以前から都市農業に関しての問題は、
当倶楽部でも話題に上がっていますが、
具体的なクリアしていかなければならない課題については、
不透明な部分も多かったので、
今回は勉強になりました。


また、当倶楽部名物の手前味噌を使った焼きおにぎりや、
せたがやそだちの野菜の試食等、
みなさんに召し上がっていただきました。

次回はまだ未定ですが、
今後もこのような会を開催していく予定だそうです。
是非、ご参加下さい!

タカどん

2011年9月1日木曜日

ブログ移設

このたび、エコナコトブログ閉鎖に伴い、
こちらにブログを移設いたしました。

今後とも末永くせたがや自然農実践倶楽部ブログを
ご贔屓にお願いいたします。