2013年4月10日水曜日

『東京で自然農をはじめよう!』講演会大盛況でした


2月24日に行われた『東京で自然農をはじめよう!』講演会は多くの方に集まっていただき大盛況で終わる事ができました。
ありがとうございます。

今年には私たち、せたがや自然農実践倶楽部の井山ゴンジ農園長による代々400年、17代目の農家として自然農を行うと決めた経緯をお話しいただきました。


また、私たちの農園で採れた無農薬無肥料の大豆を講演会に参加された皆さんにお配りし、これが自然農を始めるきっかけとして大きく育つことを話されました。


続いて、今回の『東京で自然農をはじめよう!』の柱となる自然菜園コーディネーターである竹内孝功さんの講演が行われました。
長野・安曇野で自然農を中心に講座を行っていらっしゃいます。



そもそも自然農とは何か?有機栽培とはどう違うのかを判りやすく解説していただきました。
楽しい語りにはあちらこちらから笑い声もおきるぐらいに楽しい講演となりました。
会場は70人以上方が集まりました。

これらの講演会のビデオがあります。是非ご覧下さい!



竹内孝功さんのホームページ自給自足Life


2013年2月13日水曜日

お味噌を作りました

せた農として記念すべき日がやってまいりました。

畑で取れた大豆を使ってお味噌を仕込める日が来るとは、喜びもひとしおです。

各自持ち帰って自宅で煮た大豆を温めなおして

つぶして

麹と塩をよーく混ぜて

つぶした大豆を加えて

よーくよーく混ぜ合わせます

味噌タワーの完成。

2キロずつのかたまりにして、各自の容器に詰めます。
周りに塩をしてラップしてお持ち帰り。


秋にはおいしいお味噌ができているはずです。楽しみ楽しみ。



2013年1月29日火曜日

2月24日開催!東京で自然農をはじめよう 竹内孝功さん講演会

講演会のご案内です。
2013年2月24日日曜日に、竹内孝功さんの講演会があります。

東京で自然農をはじめよう
耕さず草を生やして共育ち 
自然菜園コンサルタント 竹内さん学ぶ自然農


お申し込みはこちらから。





2013年1月19日土曜日

雪のあと

1月14日の雪のあと、
18日に畑に行ってくださったこっぽりゃさんとジュンさんの
写真が面白かったので紹介します。


1月18日。空は真っ青ですが寒い日でした。

畑の入り口から。
手前のA-1の畝は大豆を刈り取って植物がほぼ生えていない状態。
残雪が多いです。
奥は会員の個人畝。冬も何かしら育っています。雪がちょっと解けてますね。 

陸稲をやっていた畝。草がほとんど無かったので雪が解けていないのか?

 ハーブガーデン。バラやミントの足元は雪が解けています。

番外編:
共有フォトの中で一番人気。
誰の足跡でしょうか。矢印?飛行機?



2013年1月14日月曜日

今年も始まりました。せたがや自然農

2013年1月13日 せたがや自然農の畑開きが行われました。
近くの氷川神社にて豊作の祈願を
巳年という事でもありますが、私たち”せたがや自然農実践倶楽部”も成長の為の脱皮の時。
新たにメンバーに加わった方と共に次のステップに向かいたいものです。

お神酒、塩、そして私たちが収穫したお米


2013年1月9日水曜日

2013年今年もよろしくお願いします

2013年1月8日

昨年秋の収穫祭・感謝祭、大勢の皆さまのご来園でとても楽しい一日となりました。
ご参加いただきました皆様本当にありがとうございました。

自然農4年目の昨年は学びの多い年になりました。
今年はさらに自然を観察し寄りそっていきたいと思っています。
精進の年、巳年、今年もどうぞよろしくお願いします。

新年早々、脱穀した黒大豆です。
ジュンさん、カズさん、カヨサン、コッポリャサン、お疲れ様でした。
(ジュンさんの写真をお借りしました。ありがとうございます)





2012年11月24日土曜日

成東にて脱穀作業

先日、成東でおこなった刈取りに続いて脱穀をしてきました。
当日は雨という予報であった為、國井さんが前もって稲架かけしていたものをビニールハウスに移動していただきました。

今回参加したのは、私たち家族にゆっこりさん、國井さんと他に3人の方が参加されました。
脱穀は近所の農家さんから貸していただいた足踏み脱穀機を使用。
本当に手と足を使っての脱穀となりました。



脱穀機の仕組みはフットレバーを踏む事によって凸凹の針金が付いたドラムが回転し、籾が凹凸に当たった衝撃で籾を落すといった単純な仕組み。
しかし回転させるのがなかなかコツが必要です。タイミングを間違えると逆回転してしまったり、途中で止まってしまいます。
稲穂を入れる人と足踏みで回す人の息が合わないとうまくいきません。

ところで刈り取った稲に面白い物を発見しました。
まっくろくろすけの稲麹です。

これは有機栽培や自然農の田圃で無いとなかなか見る事の出来ない菌です。
稲霊(いなだま)とも呼ばれる自然環境の中にある麹菌です。
寺田本家さんはこの稲麹を使って日本酒を作っている数少ない酒造メーカーです。
これがあるということは米作りに適した環境という事なんでしょうね。

さて、脱穀が終わったら手やふるいを使ってわら等の異物を選別する作業となります。

なかなか地味な作業ではありますがみなさん黙々と選別しておりました。
感覚的には梱包用のプチプチを潰すかのような感じでしたけど。笑

最終的に収穫出来たのは緑米が約25kg、アイチのカオリ約35kg、イセヒカリが10kgとなりました。
これは田圃に切った溝の水量や雑草などの草刈りの程度が影響しているそうです。
稲にどれだけ水を与えられるか、稲の成長を妨げないように雑草が刈れるかといった管理の問題でした。
これは今後の米作りには参考になる事柄ですね。


そして自然農をやるにおいて非常に大きな問題は周辺の農家や住民の自然農に対する理解だと思います。
虫や草を敵としない農法の可能性に気付き、私たちは実践している訳ですが、まだまだ一般の方、特に慣行農法で農薬を使われて来た農家さんには私たちの行う自然農はなかなか理解していただけません。
『虫が来るからやめてくれ』『雑草だらけで手抜きしてる』そんなように思われいるように感じます。
恐らくそういった負のイメージで見られるんだと思いますが自然との循環が健全な農作物を作っているんだと説明し、理解を求めることが今後、農作業をやるうえでは重要な事だと感じました。

今回でこちらに成東は閉園しましたが学びの多い体験でした。
今後もこの経験を生かしたいものです。

参加された方、読んでくれた方、ありがとうございました。