2013年1月19日土曜日

雪のあと

1月14日の雪のあと、
18日に畑に行ってくださったこっぽりゃさんとジュンさんの
写真が面白かったので紹介します。


1月18日。空は真っ青ですが寒い日でした。

畑の入り口から。
手前のA-1の畝は大豆を刈り取って植物がほぼ生えていない状態。
残雪が多いです。
奥は会員の個人畝。冬も何かしら育っています。雪がちょっと解けてますね。 

陸稲をやっていた畝。草がほとんど無かったので雪が解けていないのか?

 ハーブガーデン。バラやミントの足元は雪が解けています。

番外編:
共有フォトの中で一番人気。
誰の足跡でしょうか。矢印?飛行機?



2013年1月14日月曜日

今年も始まりました。せたがや自然農

2013年1月13日 せたがや自然農の畑開きが行われました。
近くの氷川神社にて豊作の祈願を
巳年という事でもありますが、私たち”せたがや自然農実践倶楽部”も成長の為の脱皮の時。
新たにメンバーに加わった方と共に次のステップに向かいたいものです。

お神酒、塩、そして私たちが収穫したお米


2013年1月9日水曜日

2013年今年もよろしくお願いします

2013年1月8日

昨年秋の収穫祭・感謝祭、大勢の皆さまのご来園でとても楽しい一日となりました。
ご参加いただきました皆様本当にありがとうございました。

自然農4年目の昨年は学びの多い年になりました。
今年はさらに自然を観察し寄りそっていきたいと思っています。
精進の年、巳年、今年もどうぞよろしくお願いします。

新年早々、脱穀した黒大豆です。
ジュンさん、カズさん、カヨサン、コッポリャサン、お疲れ様でした。
(ジュンさんの写真をお借りしました。ありがとうございます)





2012年11月24日土曜日

成東にて脱穀作業

先日、成東でおこなった刈取りに続いて脱穀をしてきました。
当日は雨という予報であった為、國井さんが前もって稲架かけしていたものをビニールハウスに移動していただきました。

今回参加したのは、私たち家族にゆっこりさん、國井さんと他に3人の方が参加されました。
脱穀は近所の農家さんから貸していただいた足踏み脱穀機を使用。
本当に手と足を使っての脱穀となりました。



脱穀機の仕組みはフットレバーを踏む事によって凸凹の針金が付いたドラムが回転し、籾が凹凸に当たった衝撃で籾を落すといった単純な仕組み。
しかし回転させるのがなかなかコツが必要です。タイミングを間違えると逆回転してしまったり、途中で止まってしまいます。
稲穂を入れる人と足踏みで回す人の息が合わないとうまくいきません。

ところで刈り取った稲に面白い物を発見しました。
まっくろくろすけの稲麹です。

これは有機栽培や自然農の田圃で無いとなかなか見る事の出来ない菌です。
稲霊(いなだま)とも呼ばれる自然環境の中にある麹菌です。
寺田本家さんはこの稲麹を使って日本酒を作っている数少ない酒造メーカーです。
これがあるということは米作りに適した環境という事なんでしょうね。

さて、脱穀が終わったら手やふるいを使ってわら等の異物を選別する作業となります。

なかなか地味な作業ではありますがみなさん黙々と選別しておりました。
感覚的には梱包用のプチプチを潰すかのような感じでしたけど。笑

最終的に収穫出来たのは緑米が約25kg、アイチのカオリ約35kg、イセヒカリが10kgとなりました。
これは田圃に切った溝の水量や雑草などの草刈りの程度が影響しているそうです。
稲にどれだけ水を与えられるか、稲の成長を妨げないように雑草が刈れるかといった管理の問題でした。
これは今後の米作りには参考になる事柄ですね。


そして自然農をやるにおいて非常に大きな問題は周辺の農家や住民の自然農に対する理解だと思います。
虫や草を敵としない農法の可能性に気付き、私たちは実践している訳ですが、まだまだ一般の方、特に慣行農法で農薬を使われて来た農家さんには私たちの行う自然農はなかなか理解していただけません。
『虫が来るからやめてくれ』『雑草だらけで手抜きしてる』そんなように思われいるように感じます。
恐らくそういった負のイメージで見られるんだと思いますが自然との循環が健全な農作物を作っているんだと説明し、理解を求めることが今後、農作業をやるうえでは重要な事だと感じました。

今回でこちらに成東は閉園しましたが学びの多い体験でした。
今後もこの経験を生かしたいものです。

参加された方、読んでくれた方、ありがとうございました。

2012年10月28日日曜日

成東自然農園での稲刈り


今年の2012年から始まった千葉成東での米作り。
30年間、耕作放棄地のままで葦が密生する地であったこの場所を人の手で開墾していくというゼロからのスタートでした。

作業は國井さんをリーダーに米作りに興味のある人々が様々なところから集まっている。
我らせた農も米作りに興味がある人間が随時参加しています。
この地区の一般的な水田の刈取りは9月。
しかし自然農の米作りをめざしている私たちは無農薬無肥料、そして草も虫も敵としないという方向性が基本。
更に通常であれば水を一面に張る水田で行う田圃を選ばずに、周囲に溝を作り、そこに水を張る半陸稲形式で行っている。
根を甘やかさずに米の持っている生命力を引き出すという事でもある。

育てているのは古代米の「緑米」そして「あいちのかおり」と「イセヒカリ」である。
上記の写真は緑米。緑米の区画は水がたっぷり入っている為か稲穂もしっかり育っていました。

↑緑米ですが緑色というわけではないのですね。



↑この区画は「あいちのかおり」

「あいちのかおり」を刈取り中
「あいちのかおり」の区画の中に黒米を発見
左が「あいちのかおり」、右が黒米。ヒゲのようなノゲと言われるものが伸びています



ここでゴンジさんがおもしろい実験を行いました。どちらも「あいちのかおり」です。
違いは水の量。右が少なかった区画のもの、左が水量の多かった区画のものです。
成長具合がまったく違います。また、根の部分の広がりや量も違います。

根の広がり方に注目!


         

上の写真は右が水の多かった区画の「あいちのかおり」で左が「緑米」です。
古代米という事で生命力も強いのでしょうか?


またこの写真は右から水の少なかった区画の「あいちのかおり」、水の多かった区画の「あいちのかおり」、そして緑米の順番です。
茎の本数の多さを表す「分けつ」の量が違います。


ひっくり返して根の部分を比較したもの。やはり根の広がりや量が違います。



ちなみにこちらは右が緑米ですが左が一般的な水田での慣行栽培による稲です。
根の広がりも量も太さも違います。



刈取りが終わり國井さんとゴンジさんによるわら縄作りの講習。
皆さん初めての体験でなかなかうまく行きません。

流石はゴンジさん。綺麗なわら縄が出来ています。



刈り取った稲は稲架かけに。支柱の竹は地元の竹山から切り出したものだそうです。
黒米の稲架かけ


こちらは「あいちのかおり」と「イセヒカリ」の稲架かけ。
区画の水量が少なかった為、収穫も少なめだったそうです。



最後は参加者全員で稲架かけをバックに記念写真です。

次回は作業として最後になる脱穀です。

2012年10月23日火曜日

秋のハーブガーデン

秋の収穫祭・感謝祭を11/18(日)に行います。
奮ってご参加ください。
詳細・お申し込みはこちらからお願いします。


オリーブの実が色づいてきました。
 

 ヤマモモの実が、葉の陰に隠れひそかに実っていました。

かなり遅めに種を蒔いたコスモスが開花しました。嬉しい。

チャイブ。自分の重みで倒錯。あっぱれ。

ポリジ。こぼれた種から新しい葉が出ています。たくましい。

斑入りのパイナップルミントが、地ばえのミントをしのぐ勢いです。
 
 夏に枯れかかっていたラベンダーも息を吹き返しました。

バラも復活。赤い茎にとげがとげとげしい。

イチゴを移植。実りがありますように。

2012年10月18日木曜日

秋の収穫祭・感謝祭 2012/11/18


せたがや自然農実践倶楽部では
秋の収穫祭・感謝祭を
2012/11/18(日)に行います。

恒例の収穫体験やお餅つきはもちろんのこと、
今回はライブ・イベントも充実!
お誘い合わせの上、是非ご来園ください。
  • 日時:平成24年11月18日(日) 10:50~15:00 (開場10:30より)
  • 場所:せたがや自然農園
  • 参加料:大人¥1,000 子供¥500
  • 持参:手袋、汚れてもいい服装(収穫体験参加の場合)、飲食物の差入大歓迎!
  • ライブ:
    アコースティック ギター奏者 masato氏の畑ライブ
    小鼓/今井尋也氏 meets せたがやファーマーズ ビート倶楽部
  • その他のイベント:収穫体験(落花生・サツマイモ)、餅つき&昼食交流会等

お申し込みはこちらからお願いします。
http://www.setano.com/event.html#121118